東京ディズニーランドのファンタジーランドにある「ピノキオの冒険旅行」は、一見子ども向けの穏やかなアトラクションに見えます。
しかし、実際に乗ってみると「怖い」「子どもが泣いた」といった声も多く、想像以上にホラー要素が含まれていることで知られています。
とくに“落ちる感覚”を伴う演出や、暗闇での展開は、小さなお子さんには刺激が強すぎることも。
この記事では、「ピノキオ ディズニーランド 怖い」と検索する方に向けて、「どこが怖いのか」「子どもでも乗れるのか？」を徹底解説。
怖いと言われる理由や“落ちる”演出の真相、さらには体験談や演出の秘密・裏話までを現地体験をもとに完全ガイドします。
- ピノキオの冒険旅行が「怖い」と言われる3つの理由
- 子どもが泣きやすいシーンと安心して乗るための対策
- 隠れミッキーや落書きモナリザなどの注目ポイント
ピノキオの冒険旅行が怖いのは“3つの理由”があるから
ピノキオの冒険旅行に初めて乗りました
ちょっと怖かったです pic.twitter.com/iCbx9JUFFy
— だふお🫧 (@gazouhozonyouX) August 4, 2024
東京ディズニーランドの「ピノキオの冒険旅行」は、一見すると可愛らしい名前とキャラクターで、子ども向けのほのぼのアトラクションと思われがちです。
ところが実際に乗ってみると、「思った以上に怖かった」「子どもが泣き出した」といった声をよく耳にします。
私自身、何度かこのアトラクションに乗っていますが、特に初めて乗ったときの衝撃は今でもよく覚えています。
①暗闇＋不気味な演出が子どもに強烈な印象を与える
まず最初に感じたのは、照明の暗さです。
アトラクション全体がやや薄暗く設定されており、その中で突然キャラクターが現れたり、怪しい音楽が流れたりすることで、視覚と聴覚の両方に強い刺激が与えられます。
私の甥っ子（当時4歳）を初めてこのアトラクションに連れて行った際、入り口の時点では「ピノキオ！」と嬉しそうにしていたのに、乗車して数十秒で私の腕にしがみついてきました。
とくに悪役キャラの登場シーンでは、突然の大音量や怖い表情が強調されていて、大人でもドキリとします。
ピノキオという親しみのある名前とのギャップに驚く方も多いかもしれません。
②ストーリーがスピーディで理解しにくく、混乱＝怖さに直結
このアトラクションは、映画『ピノキオ』のストーリーをベースにしているものの、展開が非常に速いです。
場面ごとの切り替えがテンポ良く進むため、映画を知らない方にとっては「何が起きているのか分からないまま終わってしまった」という印象を持つかもしれません。
私自身も、最初に乗ったときは「え？あれが人形劇場？」「なぜロバになったの？」と頭の中が混乱しました。
この“ストーリーの理解不足”が、特に子どもにとっては「理由のわからない怖さ」につながりやすく、結果的に強い不安を感じてしまうようです。
あらかじめ映画を観てから乗ることで、内容の理解が進み、怖さよりもストーリー性を楽しめるようになると感じました。
③クジラ「モンストロ」が突然現れる演出に驚く人多数
このアトラクションの中で、最もインパクトが強いシーンが「モンストロ」との遭遇シーンです。
巨大なクジラが突然、前方から襲いかかってくるように現れる演出は、初見だと本当に心臓が飛び出しそうになります。
特に前列左側の座席は、クジラが迫ってくる角度的にかなり迫力があり、小さなお子さんには少し刺激が強いかもしれません。
ちなみに、私の友人の娘（小学生）は、2回目に乗るときは「後ろの席がいい」と自分から希望していたほど、前方の席の迫力が印象に残っていたようです。
こうした一瞬のインパクト演出が、アトラクション全体を「怖い」と感じさせる大きな要因になっていると感じました。
子どもは乗れる？ピノキオの冒険旅行の対象年齢と注意点
ピノキオの冒険旅行へ。
しばらく映画観てなくて内容忘れてるのでこんど復習しなければ。
意外とスピードあって中は暗くてちょっと怖い…。#TDR #ディズニーランド #ピノキオ pic.twitter.com/lN9jjoZeqm— maria-aria (@__maria_aria__) August 12, 2023
「ピノキオの冒険旅行」は、ディズニーランドの中でも比較的シンプルなライド型アトラクションです。
そのため、小さなお子さん連れのご家族が「うちの子も乗れるかな？」と気軽に選びやすい印象があります。
ただし、実際に乗ってみると想像以上に刺激が強い場面もあり、年齢だけでは判断できない注意点もあることを感じました。
身長制限なし！でも“座れるかどうか”がポイント
ピノキオの冒険旅行には、絶叫系アトラクションのような身長制限はありません。
しかし、乗車にあたっては「自分で座って安定した姿勢を保てること」が条件になっています。
私の娘が1歳半のとき、ちょうどお座りが安定してきた頃だったので、キャストの方に確認したうえで乗車しました。
幸いなことに、ライド自体は大きな揺れやスピード変化もなく、体の負担はほとんどありませんでした。
特にお昼寝直後や機嫌が不安定なタイミングでは控えた方が、子どもにとってもストレスが少ないと思います。
赤ちゃん・幼児が泣く原因とは？体験談と対策も紹介
一番多いのは「暗闇＋不穏な音楽」による恐怖反応です。
私の知人の2歳の男の子は、入り口では嬉しそうにしていたのに、ライドが始まるやいなや、真っ暗な場面で泣き出してしまいました。
特に悪役が現れるシーンや、劇場でピノキオが閉じ込められる場面では、音響と照明の効果で不安感が一気に高まるようです。
また、巨大なクジラ「モンストロ」のシーンでは、その迫力に驚いて泣き出す子も少なくありません。
それから、なるべく「後ろの席」を選ぶと視覚的な刺激が少なく、怖さも多少やわらぎます。
そして何より、保護者が隣でしっかり手を握ってあげることが、子どもにとっては一番の安心材料になります。
落ちる演出に注意！ピノキオの冒険旅行で本当に怖い3つのシーン
５つ目と６つ目は個人的にディズニー屈指のホラー系ダークライドだと思っている「白雪姫と７人のこびと」「ピノキオの冒険旅行」を選択。特に前者はオッサンになった今乗ってもかなり怖いｗ pic.twitter.com/ww0hXtiXNf
— ラックテイルズ (@donjovi86) September 12, 2020
「ピノキオの冒険旅行」はディズニーランドの中でも比較的穏やかな印象のアトラクションですが、実際に乗ってみると「想像以上に怖かった」と感じる方も少なくありません。
特に初めて乗る方や小さなお子さんにとっては、特定の演出が強烈に印象に残ることがあります。
ここでは、私自身が「これは子どもにはちょっとハードかも…」と感じた3つのシーンを紹介します。
①悪役ファウルフェロー＆ギデオンの暗闇登場シーン
アトラクションの序盤、まだ物語に慣れていないうちに登場するのが、悪役コンビのファウルフェローとギデオンです。
このシーンでは、突然暗闇の中から二人の姿が浮かび上がり、ピノキオを誘惑するような怪しげな雰囲気に包まれます。
私が初めて娘を連れて乗ったときも、まさにこの場面で「こわい…」と声をひそめていました。
場面の切り替わりが突然で、照明の演出も相まって、まるで“おばけ屋敷”のように感じてしまう瞬間です。
大人には演出と割り切れますが、純粋な子どもにとっては「見た目が怖い＝本当に悪い人たち」という認識につながりやすいのかもしれません。
②檻に閉じ込められる「ストロンボリ劇場」演出
中盤で訪れるストロンボリ劇場のシーンも、多くの人が「怖い」と感じるポイントのひとつです。
ピノキオが鳥かごのような檻に閉じ込められてしまう場面では、「逃げられない」「閉じ込められる」といった恐怖が視覚的に強調されます。
私自身もこのシーンは、どこか胸がざわつくような感覚がありました。
特に、ストロンボリの表情や声に不気味さがあり、照明も暗めに設定されているため、子どもにとっては“助けを求めたくなるような状況”に見えるようです。
このシーンで泣き出してしまうお子さんも実際に見かけたことがあり、「安心できない空気感」が全体に漂っているのを感じます。
③巨大クジラの口が迫る！“最前列左席”が怖さMAX
そして最もインパクトが大きいのが、終盤に登場するモンストロ――巨大なクジラのシーンです。
進行方向の右側から突然その大きな口を開けて迫ってくる演出には、大人でも一瞬ひるむほどの迫力があります。
私が特に印象的だったのは、最前列の左側に座ったときのことです。
モンストロがこちら側に向かってくる演出がダイレクトに視界へ入り、まるで「飲み込まれるのでは？」と思うほどでした。
娘もこの時は完全に固まってしまい、終わったあともしばらく無言でした。
クジラの表情がリアルで恐ろしく、しかも登場のタイミングが急で、心の準備ができていないと余計に怖さが増します。
「怖がりの子は後列、特に右側がおすすめ」という声もありますが、私も実体験としてその通りだと感じました。
ピノキオの冒険旅行をより楽しむための豆知識・裏話
アトラクション「ピノキオの冒険旅行」の乗り場のコンソールには"TICET HERE"と書かれています。私たちは10ポンド払ってストロンボリのマリオネットショーを観に行くところから始まってたんですね pic.twitter.com/1T3s6oEzgL
— たるど (@TaldWalt33) March 12, 2023
「ピノキオの冒険旅行」はただ乗るだけでも楽しめますが、ちょっとした豆知識を頭に入れておくと、見方がガラリと変わる奥深いアトラクションです。
私も何度か乗るうちに「これは知っておくと面白いな」と思うポイントがいくつか見つかり、家族や友人にも共有しています。
今回はその中から、2つの注目ポイントをご紹介します。
物語は映画の途中からスタートしている！
実は、「ピノキオの冒険旅行」は映画『ピノキオ』の冒頭ではなく、物語の途中からスタートしていることをご存じでしょうか？
私は初めて乗ったとき、「え？もうピノキオが歩いてる！？」と驚いたのを覚えています。
アトラクションでは、ピノキオが学校に向かう途中で悪者に出会う場面から始まり、その後の波乱万丈な冒険へと続いていきます。
このことを知らずに乗ると、「展開が早すぎてついていけない」と感じてしまうかもしれません。
私のように映画を久しく見ていなかった方は、事前にあらすじだけでも復習しておくと、よりストーリーの流れが掴みやすくなります。
落書きされたモナリザの意味と都市伝説とは？
アトラクション内には、一瞬だけ「モナリザ」の絵が登場するシーンがあります。
私も2回目に乗ったとき、友人に「ここにモナリザあるんだよ」と教えられて初めて気づきました。
そのモナリザは、ただの名画ではなく、なんと顔に落書きがされていてとても印象的です。
この落書きされたモナリザが置かれているのは、ピノキオが連れて行かれた“プレジャーアイランド”という場所。
ここでは、子どもたちが好き勝手に暴れ、ルールも秩序もない無法地帯のような世界が描かれています。
その一環として、あの名画すらも「落書きしてもいいもの」として象徴的に扱われているんです。
さらにネットでは、「あのモナリザを見ると何か不吉なことが起こる」なんて噂まで存在しています。
私はそうした都市伝説的な話を聞くと逆にワクワクしてしまうタイプで、次に乗ったときは真剣な目で探してしまいました（笑）。
ちなみにこのモナリザ、シーンの切り替わりが早いので見逃しやすいですが、ビリヤード台のある部屋を過ぎたあたりで正面に注目すると見つかりますよ。
こうした「ちょっとした裏ネタ」を知っていると、ただのアトラクションが一気に“探検”に変わるのが面白いところです。
ピノキオの冒険旅行怖い理由や演出のまとめ
アトラクション「ピノキオの冒険旅行」の乗り場を見ると奥にロブスターの看板がありますが、これはフェローとギデオンがコーチマンとともにプレジャー・アイランドについて話し合った"レッド・ロブスター・イン"という酒場なんですよね、作品を知れば知るほど細かいこだわりが見つかりますね。 pic.twitter.com/3SNwHwiURP
— たるど (@TaldWalt33) August 6, 2023
「ピノキオの冒険旅行」は、ディズニーランドの中ではコンパクトで比較的空いているアトラクションです。
しかしその中身は意外にも“ホラーテイスト”が強く、「怖い」と感じる声が多いのも事実です。
怖さの要因としてまず挙げられるのが、全体的に暗めの照明と、不穏な音楽・演出による“緊張感”です。
序盤から突然登場する悪役キャラクターや、閉じ込められるシーンなど、感情移入しやすい子どもほど怖さを強く感じるでしょう。
特に巨大クジラ「モンストロ」の演出は迫力があり、大人の私でも「うわっ」と思わず身を引いてしまうほどのインパクトがありました。
さらに、映画を観ていないとストーリーの流れがわかりにくく、急展開に「ついていけない＝不安」となり、それが“怖さ”として脳に残ることもあります。
そういった点でも、乗車前に軽く映画の内容をおさらいしておくことをおすすめします。
もちろん、子どもが安心して乗れるように後列を選んだり、手をつないであげるなどの対策も有効です。
一方で、アトラクションの周囲にある演出や隠し要素を知ることで、怖さだけでなく“楽しさ”や“奥深さ”を感じられるのも、このアトラクションの魅力のひとつです。
落書きされたモナリザや隠れミッキー、トイレ前の銅像など、細部まで世界観が作り込まれているのは、さすがディズニーだなと感心しました。
怖さにドキドキしながらも、子どもから大人までしっかりと記憶に残る——。
「ピノキオの冒険旅行」は、単なるライド型アトラクションを超えた“小さな冒険”を体験できる、隠れた名作だと私は思っています。
もし「ピノキオって怖いの？」と迷っている方がいたら、ぜひ一度体験して、自分自身でその独特の世界観に触れてみてください。
- ピノキオの冒険旅行は映画を知らないと怖く感じやすい
- 暗闇の中で悪役が現れる演出が子どもに強烈な恐怖を与える
- ストロンボリの檻やモンストロの口元演出が特に怖いシーン
- 最前列左席はクジラが迫ってくるため怖がりな子は避けたい
- 対象年齢に制限はないが「自力で座れる」ことが条件
- 怖がる子には後列・右側の座席と事前の声かけが効果的
- 落書きされたモナリザや隠れミッキーなどの裏ネタも豊富
- アトラクションは映画の途中から始まり内容を把握しにくい
- 待ち時間は平均15分、特に閉園間際が狙い目
- 怖さの中にもストーリー性と没入感がある隠れた名アトラクション
コメント