『ピーター・パン』のナナは、原作小説ではニューファンドランド犬と明記された、ダーリング家の乳母役のメス犬だよ。
1953年のディズニー映画では、茶色とクリーム色を基調にした大きな犬として描かれていて、見た目から「セント・バーナードなのでは?」と気になる人も多いはず。
ただし、ここは原作の犬種設定と1953年映画版のキャラクターデザインを分けて考えることが大切なんだ。
先に整理すると、ポイントは次の3つだよ。
- 原作小説『Peter and Wendy』のナナ:ニューファンドランド犬
- 1953年ディズニー映画のナナ:セント・バーナードを思わせる外見の大型犬
- 映画版を「公式設定でセント・バーナード」と決めつけない
しかもナナは、ただのペットじゃないよ。
ウェンディ、ジョン、マイケルを世話する乳母として暮らし、ピーター・パンの侵入を最初に警戒するなど、ネバーランドへの冒険が始まる直前までダーリング家を守っている重要なキャラクターなんだ♪
この記事では、ピーターパンのナナは何犬なのかを軸に、原作と1953年映画の違い、乳母になった理由、ピーターの影に関わる登場シーン、続編のナナIIまで整理して紹介するね。
ピーターパンのナナは何犬?原作と1953年映画の違い
ピーターパンのナナの犬種を一言で答えるなら、J・M・バリーの原作小説『Peter and Wendy』ではニューファンドランド犬だよ。
一方、1953年のディズニー映画では原作そのままの姿ではなく、丸みのある体形や茶系の毛色など、セント・バーナードを連想しやすいデザインになっている。
ここを混ぜると「結局ニューファンドランドなの?セント・バーナードなの?」と分からなくなってしまうので、まず作品ごとに整理してみよう。
作品・設定 ナナの犬種・位置づけ
原作小説『Peter and Wendy』 ニューファンドランド犬と明記
舞台劇『Peter Pan』 ナナは犬の乳母として登場し、ニューファンドランド犬とのつながりがある
1953年ディズニー映画『ピーター・パン』 大型犬として描写。外見はセント・バーナードを思わせるが、原作設定とは分けて考える
続編『ピーター・パン2 ネバーランドの秘密』 ナナIIという別の犬が登場
原作小説のナナはニューファンドランド犬
原作小説では、ナナはダーリング家が雇ったニューファンドランド犬の乳母として登場するよ。
ここは見た目から推測された犬種ではなく、物語の中で示されている設定。
しかも原作のナナは、ダーリング家に来る以前から子どもに強い関心を持っている犬として描かれているんだ。
乳母車の子どもたちを気にかけたり、世話を十分にしない乳母の様子を見たりと、とにかく子どもの安全に敏感。
ダーリング夫妻に迎えられてからは、その性質を生かしてウェンディ、ジョン、マイケルの世話をするようになるよ。
ニューファンドランド犬は大きな体を持つ犬種だから、「子どもたちを包み込むように守る大型犬」というナナのイメージとも相性がいいね。
舞台版にもニューファンドランド犬とのつながりがある
『ピーター・パン』は、ディズニー映画だけから生まれた物語ではないよ。
J・M・バリーによる舞台作品が先にあり、その後、物語を小説としてまとめた『Peter and Wendy』へとつながっていく。
ナナというキャラクターの背景にも実在の大型犬とのつながりがあり、舞台版のナナの頭部や毛並みを考える際にもニューファンドランド犬が参考にされたことが語られているんだ。
つまり、ナナ=ニューファンドランド犬という結びつきは、小説だけに突然現れたものではないということ。
「ナナの犬種は?」という疑問では、まずこの原作側の設定を基準にすると混乱しにくいよ。
1953年ディズニー版はなぜセント・バーナードに見える?
1953年のディズニー映画『ピーター・パン』を見て、「ニューファンドランド犬には見えないかも」と思った人もいるよね。
映画版のナナは、茶色と淡い色の毛並み、垂れた耳、丸くどっしりした体つきで描かれている。
その姿は、一般にイメージされるセント・バーナードを連想させやすいデザインなんだ。
ただ、ここから「だからディズニー版の公式犬種はセント・バーナード」と一段飛ばして断定するのは避けたいところ。
映画の物語では、ナナの犬種そのものを説明することよりも、大きくて優しく、子どもたちを守る乳母らしい存在感を伝えることに重点が置かれていると見る方が自然だよ。
検索すると「ナナ=セント・バーナード」と紹介されることもあるけれど、犬種を知りたい場合は、
原作設定はニューファンドランド犬。1953年映画はセント・バーナードを思わせるデザイン。
この2つを分けて覚えておけばOKだよ♪
ピーターパンのナナはなぜ乳母?ダーリング家で何をしている?
ナナは単なる飼い犬ではなく、ウェンディ、ジョン、マイケルの生活を日常的に世話する「nurse=乳母」の役割を担う犬として描かれているよ。
犬が人間の子どもの乳母になるなんて、現実ならかなり不思議。
でも『ピーター・パン』の世界では、ダーリング家の誰もそれを特別な出来事として扱っていないんだ。
この「少しだけ不思議な日常」が、やがて空飛ぶピーターや妖精ティンカー・ベルが登場する物語への入り口になっているよ。
原作ではお風呂や体調管理まで担当する
原作小説のナナは、名前だけが乳母なのではなく、本当にかなり細かく子どもたちの世話をしている。
たとえば入浴の時間には子どもたちの面倒を見て、夜中に誰かが少し泣いただけでもすぐに対応するほど。
咳の状態にも敏感で、子どもの体調を気にかける描写まであるんだ。
さらに学校へ行く子どもたちに付き添い、きちんと歩いているか見守る様子も描かれている。
ここまで来ると「賢いペット」というより、まさにダーリング家の子育てを支えている一員だよね。
1953年映画では原作の細かな乳母業務がすべて同じように描かれるわけではないけれど、ナナが子ども部屋で働き、3人の子どもを守る立場であることはしっかり伝わってくるよ。
ウェンディ・ジョン・マイケルにとって家族同然
ダーリング家の子どもは、姉のウェンディ、弟のジョン、末っ子のマイケル。
ナナは3人にとって「家で飼っている犬」という距離感ではなく、毎日そばにいて自分たちを守ってくれる保護者に近い存在なんだ。
だから父親のジョージ・ダーリングがナナを子ども部屋から出そうとすると、子どもたちは強く悲しむ。
この反応を見るだけでも、ナナがダーリング家でどれだけ大きな存在だったかが分かるよ。
個人的には、ナナの魅力は「人間のようにしゃべれる犬」ではないところにもあると思う。
ナナは人間の言葉で長い会話をしない。
それでも耳、目線、姿勢、鳴き声、子どもたちへ向かう行動だけで、「守りたい」「心配だ」「何かがおかしい」という感情が伝わるんだ。
言葉ではなく行動で愛情を見せるからこそ、ナナはとても信頼できるキャラクターに見えるんだよね♪

ピーターパンのナナの登場シーンは?原作と映画を分けて解説
ナナの代表的な場面は、ピーター・パンを警戒する場面、子どもたちを世話する場面、庭につながれる場面、異変を知らせようとする場面だよ。
ただし、原作小説と1953年映画では細かな演出が同じではない。
ここでは「原作では」「1953年映画では」を分けながら見ていこう。
原作ではピーター・パンの侵入に最初に気づく
原作小説では、ピーター・パンは物語本編の夜より前からダーリング家の子ども部屋へやって来ている。
ウェンディたちが眠っている夜、ピーターが窓から入ってきていたことをナナは察知するんだ。
そしてピーターを捕まえようとしたことで、ピーター自身は逃げるものの、影が取り残される。
この影はメアリー・ダーリングによって保管されることになるよ。
後にピーターがティンカー・ベルと一緒に再び子ども部屋へやって来る理由のひとつが、この失った影を取り戻すこと。
つまりナナは、ピーターとダーリング家が深く関わるきっかけとなる出来事に、かなり早い段階から関与しているんだ。
「ピーターの影」という印象的なアイテムに目が行きやすいけれど、そもそもピーターの侵入を警戒したのがナナだったと考えると、見え方が変わるよね。
1953年映画でもピーターの影を捕まえる
1953年映画でも、ナナとピーターの影の関係は序盤の重要なポイントになっているよ。
メアリーはウェンディたちに、以前ピーターが子ども部屋へ現れた際、ナナが彼を追いかけ、ピーターは逃げたものの影を残していったという出来事を語る。
そのためピーターが再びダーリング家へやって来たときには、すでに「ナナはピーターを警戒する存在」という構図ができているんだ。
ここが大事。
ナナはネバーランドへ一緒に行くキャラクターではないけれど、ピーターがダーリング家へ入ってくることを防ごうとした最初の門番のような存在なんだよ。
原作ではジョージの薬を飲んだことが騒動につながる
原作小説では、ダーリング家で過ごす最後の夜に、ジョージ・ダーリングの薬をめぐる出来事が描かれる。
薬を飲むことになったジョージは、最終的に自分の薬をナナの器へ入れてしまう。
ナナはそれを飲むものの、その様子を見た家族はジョージの行動に反発。
子どもたちはナナをかばい、ウェンディもナナを抱きしめるんだ。
それを見たジョージは感情的になり、ナナが子ども部屋で大きな存在になっていることにも腹を立ててしまう。
そして「犬のいるべき場所は庭だ」として、ナナを外へ連れ出してつなぐことになる。
この一連の流れは少しコミカルだけれど、物語全体では大きな意味を持つよ。
子どもたちを守るナナが、その夜だけ子ども部屋からいなくなる。
その隙にピーターが再び現れるからなんだ。
1953年映画でもナナは子ども部屋から追い出される
1953年映画でも、ジョージとナナの対立は重要な転換点になる。
ジョージは子どもたちがピーター・パンの話に夢中になっていることにいら立ち、家庭の秩序を取り戻そうとする。
その流れの中でナナも子ども部屋にいるべきではないとされ、庭へ出されてしまうんだ。
ウェンディたちにとって、これは「大好きなナナが追い出された」という悲しい出来事。
でも物語構造として見ると、もっと大きな意味を持つ。
ピーターの気配を察知できる。
異変があればすぐ反応する。
子どもたちを守ろうとする。
そんなナナがいなくなった子ども部屋へ、ピーターとティンカー・ベルが現れるんだ。
そしてウェンディ、ジョン、マイケルは空を飛び、ネバーランドへ向かうことになる。
ナナが部屋から離されたことが、日常から冒険へ切り替わる境目になっていると考えると分かりやすいよ。
原作のナナは鎖を切って両親へ知らせに行く
原作小説では、外につながれたあともナナは子どもたちを気にかけ続ける。
子ども部屋で何かが起きていると感じたナナは必死に吠えるものの、最初はその意図が理解されない。
それでもナナは諦めず、ついには鎖を切ってダーリング夫妻のもとへ向かい、子ども部屋で大変なことが起きていると知らせようとするんだ。
ここで印象的なのは、ナナが自分の扱いに腹を立てて行動しているわけではないこと。
外へつながれた直後なのに、考えているのはウェンディたちの安全。
自分がどう扱われたかより、子どもたちを守ることを優先する。
だからナナは、単なるコミカルな犬のキャラクターを超えて「乳母」と呼べる存在なんだと思うな。

ナナとピーター・パンはどんな関係?物語で重要な理由
ナナとピーター・パンは仲間ではなく、むしろ物語の序盤では「子どもたちを外へ連れ出すピーター」と「子どもたちを家で守るナナ」という対照的な位置にいるよ。
この関係に気づくと、ナナの登場時間以上の重要性が見えてくる。
ナナは「日常と安全」を守る存在
ナナがしていることを並べると、その役割はとても分かりやすい。
子どもたちを見守る。
入浴を世話する。
体調を気にする。
夜に泣けば駆けつける。
危険な人物が来れば警戒する。
どれも「毎日の生活を安全に続ける」ための仕事だよね。
それに対してピーターは真逆。
窓から突然現れ、妖精の粉で子どもたちを飛べるようにして、ロンドンからネバーランドへ連れ出す。
学校や決まった生活から離れ、海賊や人魚がいる冒険の世界へ誘う存在なんだ。
作品構造として見ると、ナナ=日常と安全、ピーター=自由と冒険という対比がかなり鮮明だよ。
ナナがいない夜に冒険が始まる
私はここが、ナナを見るうえで一番面白いポイントだと思っているよ。
ナナは以前ピーターの侵入を察知した実績がある。
つまり、ナナがいつも通り子ども部屋にいれば、ピーターが再び現れたときも異変を察知した可能性が高い。
ところが物語の夜だけ、ジョージによって庭へ出されてしまう。
その直後にピーターが現れ、ウェンディたちはネバーランドへ旅立つ。
もちろん「ナナがいなかったから必ず旅立てた」と単純に断定することはできない。
それでも演出上、家庭を守っていた存在が子ども部屋から外れた瞬間、物語が非日常へ大きく動き出すように組み立てられているのは注目したいところだね。
ナナは言ってみれば、ダーリング家の安全装置。
その安全装置が一晩だけ外れたことで、窓の向こうにあった冒険が一気に部屋へ入り込んでくるんだ。
ナナは現実とネバーランドの橋渡しでもある
さらに面白いのが、物語の舞台は最初から完全な現実世界ではないこと。
ロンドンの普通の家庭。
両親と3人の子ども。
子ども部屋。
ここまでは現実的だけれど、その家では大きな犬が乳母として普通に働いている。
家族も「犬が乳母なんて変だ」と驚かない。
この少しだけ現実からずれた設定があるからこそ、その後に妖精が飛んできても、ピーターが窓から入ってきても、物語の世界へ自然に入っていけるんだと思う。
いきなり現実からネバーランドへ飛ぶのではなく、その中間にナナという「不思議だけれど温かい存在」がいる。
ナナは、ロンドンの日常からおとぎ話へ観客を慣らす橋渡し役にもなっていると私は考えているよ。
ナナとウェンディの関係は?「世話される側」からの成長にも注目
ナナとウェンディは、物語のテーマである「成長」を考えるうえでも興味深い関係だよ。
ダーリング家ではウェンディはナナに守られる子ども。
ところがネバーランドへ到着すると、ウェンディ自身がロスト・ボーイズに対して母親のような役割を担うようになる。
最初のウェンディはナナに守られている
ウェンディはジョンやマイケルより年上だけれど、ダーリング家ではまだ「世話をされる子ども」だよ。
ナナがそばにいて、生活を整え、安全を確認してくれる。
だからナナが子ども部屋から出されると、ウェンディもナナをかばうんだ。
一方、ネバーランドでは状況が変わる。
ロスト・ボーイズに物語を聞かせたり、家族のような環境を作ろうとしたりと、ウェンディ自身が誰かを気にかける側へ回っていく。
「ナナから学んだからウェンディがそうなった」と作品中で説明されるわけではないよ。
ただ物語の配置としては、冒頭でウェンディを世話するナナが登場し、その後ウェンディ自身が世話をする立場へ移っていく。
この流れはかなり興味深いと思う。
ピーターとウェンディが分かれる理由にもつながる
『ピーター・パン』では、成長することを拒むピーターと、最終的には家へ帰るウェンディの違いが大きなテーマになっている。
ピーターが象徴するのは、終わらない子ども時代と冒険。
ナナが象徴するのは、家庭を維持するための世話や責任。
そしてウェンディはその間を旅するんだ。
最初はナナに守られる。
ピーターと飛び出す。
ネバーランドで冒険する。
誰かを世話する経験をする。
そして最後は家庭へ戻る。
この流れの最初にナナがいると考えると、ナナは単なる序盤限定の脇役ではなく、ウェンディがこれから向き合う「誰かを守ること」を先に見せているキャラクターにも見えてくるよ。
派手な冒険をしないナナだからこそ、ピーターとは違う価値を静かに示しているんだね♪
ピーターパン2のナナIIとは?初代ナナと同じ犬?
『ピーター・パン2 ネバーランドの秘密』には、ナナIIという犬が登場するよ。
ただし、初代ナナ本人と考えるのではなく、成長したウェンディの家庭にいる別の犬として整理するのが分かりやすい。
続編ではウェンディが大人になっている
続編では時間が進み、ウェンディはすでに大人。
物語の中心になるのは、ウェンディの娘ジェーンだよ。
ジェーンには弟のダニーもいて、ウェンディ自身が今度は子どもを守る母親の立場になっている。
そこで登場するのがナナII。
初代ナナと同じ名前を受け継いだ犬がウェンディの家庭にいることで、第1作のダーリング家を思わせる温かな雰囲気が受け継がれているんだ。
ナナIIは初代ナナの子どもなの?
「ナナII」と聞くと、「初代ナナの子どもなのかな?」と思うよね。
でも、映画本編だけから初代ナナの実の子、あるいは直接の子孫だと断定するのは避けた方がいいよ。
血縁関係を詳しく説明することが物語の中心ではないからだね。
大切なのは、初代ナナ本人と同一ではなく、名前と家庭を見守るイメージを受け継いだ別の犬として登場していること。
私は、血縁を無理に決めつけるより、「ナナ」という存在がダーリング家の安心感を世代を超えてつないでいると見る方が続編らしいと思うな。
第1作ではナナに守られていたウェンディが、大人になり母親になっている。
その家庭に再びナナの名前を持つ犬がいる。
この配置だけでも、年月が流れてもダーリング家らしい温かさが残っていることが伝わってくるよ♪
ナナを知ってからピーター・パンを見ると何が変わる?
ナナに注目して『ピーター・パン』を見直すなら、ネバーランドへ飛び立つまでのダーリング家の場面をじっくり見てみて。
ピーターだけを追うのではなく、「その直前まで誰が子どもたちを守っていたのか」に目を向けると、冒頭の意味がかなり変わって見えるよ。
特に注目したいのは、次の流れ。
- ナナは日頃からウェンディ、ジョン、マイケルを世話している
- ピーターが以前侵入したときもナナは警戒している
- ジョージの感情的な判断によってナナが子ども部屋から離される
- その夜、ピーターとティンカー・ベルがやって来る
- ウェンディたちはネバーランドへ飛び立つ
こうして並べると、「犬のナナが庭につながれた」という小さな家庭内の出来事と、「子どもたちが空を飛んでネバーランドへ行く」という壮大な冒険が一本につながるよね。
作品構造として見ると、ここがとてもきれい。
守られた日常が一時的に崩れたところへ、冒険が入り込んでくる。
ピーターが物語を動かす主人公なら、ナナは物語が動き出す直前までブレーキをかけていた存在とも言えるんだ。
だからナナはネバーランドへ行かなくても重要。
海賊と戦わなくても重要。
魔法を使わなくても重要。
子どもたちの毎日を守るという役割だけで、『ピーター・パン』の冒険を際立たせているんだよ。
テーマパークでも映画でも、背景にいるキャラクターの意味を知ってから見直すと、それまで何気なく見ていたシーンが急に立体的になることがあるよね。
ナナはまさにそのタイプ。
「大きくてかわいい乳母犬」だけで終わらず、ピーターとは反対側から物語を支えている犬として見ると、もっと好きになれると思うな♪
まとめ
ピーターパンのナナは、原作小説『Peter and Wendy』ではニューファンドランド犬と明記されているメス犬だよ。
1953年のディズニー映画では、茶系の毛色やどっしりした体格からセント・バーナードを思わせる姿になっているけれど、「原作の犬種」と「映画版の見た目」は分けて考えるのが大切。
ナナはダーリング家の単なるペットではなく、ウェンディ、ジョン、マイケルの入浴や健康、安全まで気にかける乳母。
さらにピーター・パンが以前ダーリング家へ侵入した際にも警戒し、ピーターの影が残される出来事に関わっているよ。
そして物語の夜、ジョージ・ダーリングによってナナが庭へ出されたあと、ピーターとティンカー・ベルが子ども部屋へ現れ、3人はネバーランドへ旅立つ。
作品構造として見ると、ナナは家庭と安全、ピーターは自由と冒険を象徴する対照的な存在なんだ。
続編『ピーター・パン2 ネバーランドの秘密』にはナナIIも登場するけれど、初代ナナの実の子と映画本編だけで断定するのは避けたいところ。
ナナの犬種を知ってから映画を見直すなら、「ナナが何を守ろうとしているのか」に注目してみてね。
ピーターが窓の外へ誘うキャラクターなら、ナナはずっと窓の内側で子どもたちを守っていたキャラクター。
そう考えると、ネバーランドへ飛び立つ瞬間が今までとは少し違って見えてくるはずだよ♪
よくある質問
ピーターパンのナナは何犬?
原作小説『Peter and Wendy』では、ニューファンドランド犬と明記されているよ。1953年のディズニー映画ではセント・バーナードを思わせる外見なので、原作設定と映画版デザインを分けて考えると分かりやすい。
ナナはピーター・パンの影を捕まえた犬?
ナナは以前ダーリング家へ侵入したピーターを警戒し、ピーターが逃げる際に影を残す出来事に関わっているよ。その影が保管され、ピーターが再び子ども部屋へやって来る流れにつながる。
ピーターパン2のナナIIは初代ナナの子ども?
ナナIIは、大人になったウェンディの家庭に登場する別の犬だよ。映画本編では初代ナナとの具体的な血縁関係が詳しく説明されないため、初代ナナの名前や役割を受け継ぐ次世代の存在として理解するのが自然だね。



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