『シュガー・ラッシュ』の主要レーサーは、ヴァネロペやキャンディ大王を含めて12人。さらに日本版の差し替えキャラや色違いレーサーもいるよ。
名前だけでは覚えにくいけれど、「レーサー名・お菓子のモチーフ・カート」をセットで見ると、それぞれの個性が驚くほど分かりやすくなるんだ♪
シュガー・ラッシュのレーサーは誰?主要12人を一覧で紹介
結論からいうと、映画『シュガー・ラッシュ』で押さえておきたい主要レーサーは、ヴァネロペ、キャンディ大王と10人のレーサーを合わせた12人だよ。
『シュガー・ラッシュ』は2012年製作のディズニー長編アニメーションで、日本では2013年3月23日に公開された作品。
物語の主人公ラルフが自分のゲーム「フィックス・イット・フェリックスJr.」を飛び出し、お菓子でできたレースゲーム「シュガー・ラッシュ」へ入り込んだことから物語が大きく動き始めるんだ。
そこで出会うのが、レースへの出場を夢見ながらも「グリッチ」を理由に仲間外れにされていたヴァネロペ・フォン・シュウィーツだよ。
まずは映画で押さえておきたいレーサーを整理してみよう♪
レーサー 主なモチーフ・特徴 カート
ヴァネロペ・フォン・シュウィーツ キャンディ、グリッチ キャンディ・カート
タフィタ・マトンファッジ イチゴ、ピンク Pink Lightning
キャンドルヘッド バースデーケーキ、ろうそく Ice Screamer
ランシス・フラッガーバター チョコ、ピーナッツバター系 Kit Kart
クランベリーナ・ディ・キャラメロ ティラミス系 Tira-Missile
ジュビリーナ・ビンビン チェリー Cherriot
グロイド・オレンジボア キャンディコーン、オレンジ Kernel
スノワナ・レインボー スノーコーン Fro Cone
アドラビーズル・ウィンターポップ 氷菓、冬 Ice Rocket
スウィズル・マラキー 棒キャンディ Tongue Twister
ミンティ・ザキ ミント、キャンディ系 Veloci-Wrapper
キャンディ大王 王冠、キャンディ ロイヤル・レーサー系のカート
ただし、「レーサーは全部で12人」とだけ覚えると少しややこしいんだ。
映画には主要レーサー以外にも、既存レーサーの配色を変えたようなキャラクターが登場するほか、日本版ではミンティ・ザキに対応するキャラクターとしてミンティ・サクラも確認できるよ。
つまり検索したサイトや画像によって人数が違って見えるのは、必ずしもどちらかが間違っているからではないんだね。
主要キャラクター、日本版の差し替え、色違いキャラクターを分けて考えること。
ここを最初に押さえておけば、「この子は一覧にいるのに、別の一覧にはいない!」という混乱をかなり防げるよ♪
ヴァネロペはどんなレーサー?グリッチと2台のカートを解説
ヴァネロペ・フォン・シュウィーツは、『シュガー・ラッシュ』のレーサーを語るうえで最も重要なキャラクターだよ。
小柄でいたずら好き、かなり口が達者だけれど、とにかくレースへの情熱は本物。
ところがヴァネロペには、体の表示が乱れて瞬間的に別の位置へ移動するような「グリッチ」が起こるんだ。
ゲーム世界の住人からは正常なキャラクターではないと思われていて、タフィタたちからもレースへの参加を拒まれている。
でも物語が進むにつれて、このグリッチの意味そのものが大きく変わっていくよ。
最初のカートはLickety-Split
ヴァネロペが最初に持っていたのは、自分で寄せ集めの材料を使って作った小さな手作りカート。
名称はLickety-Split(リケティ・スプリット)として知られているよ。
立派なエンジンを積んだレーシングカーというより、ペダルで進む手作り感たっぷりの車。
ほかのレーサーが完成度の高い専用カートを持っていることを考えると、この時点でヴァネロペだけ立場が大きく違うことが分かるよね。
しかも、その大切なカートはタフィタたちによって壊されてしまう。
私はこの場面、単に「いじめられてかわいそう」というだけではなく、ヴァネロペからレーサーとしての資格そのものを取り上げる演出になっていると感じるんだ。
レースゲームの世界で車を壊されることは、スタートラインへ立つ手段そのものを失うことだからね。
ラルフと作ったキャンディ・カートが転機になる
手作りカートを失ったヴァネロペは、その後ラルフと一緒にカート工場へ入り、新しい車を作るよ。
そこで完成するのが、キャンディやクリーム、スプリンクルなどを組み合わせたキャンディ・カート。
ほかのレーサーのようにテーマがきれいに統一された車ではなく、少しいびつでごちゃごちゃしている。
でも、そこがむしろヴァネロペらしいんだ♪
ラルフとヴァネロペは最初から親友だったわけではないよ。
ラルフにはメダルを取り戻したい事情があり、ヴァネロペにはレースへ出たいという目的があった。
利害が一致しただけだった2人が、カートを一緒に作る過程で少しずつ仲間になっていくんだ。

このカート作りを知ってから見ると、完成した車は単なる移動手段には見えなくなるよ。
「自分にはレースへ出る資格がない」と言われ続けたヴァネロペが、自分自身のスタートラインを作り直した車とも受け取れるんだ。
私はここが、『シュガー・ラッシュ』のレーサーとカートをセットで見る面白さだと思うな。
グリッチは弱点から武器へ変わる
そしてヴァネロペ最大の個性がグリッチ。
序盤では明確に「問題」として扱われているけれど、走る場面では瞬間的な位置変化として利用できるようになっていく。
つまりヴァネロペは、自分を仲間外れにする理由だった特徴を消して「普通のレーサー」になるわけじゃないんだ。
自分にしかない特徴を、自分にしかできない走り方へ変える。
個人的には、ここがヴァネロペというキャラクターの一番好きなところだよ♪
シュガー・ラッシュの10人のレーサーはどんなキャラクター?
ヴァネロペ以外のレーサーも、一人ずつ見るとかなり細かくデザインされているよ。
覚えるときは名前だけではなく、色・スイーツ・カートの3点をセットにするのがおすすめ♪
タフィタ・マトンファッジ|Pink Lightning
タフィタ・マトンファッジは、ピンクとイチゴをイメージさせる少女レーサー。
金髪にピンク系の衣装、イチゴを思わせるデザインが特徴で、専用カートはPink Lightningだよ。
レーサーたちの中心に立つ場面が多く、序盤ではヴァネロペをレースから排除する側の代表格として描かれている。
日本語吹替では友近さんが声を担当しているよ。
タフィタを見るうえで面白いのは、「ただのライバル」ではないところ。
彼女はヴァネロペをグリッチとして扱う「シュガー・ラッシュ」の価値観を最も分かりやすく表している存在でもあるんだ。
そのため後半の展開を知ってから見直すと、序盤の態度の見え方も少し変わってくるよ。
キャンドルヘッド|Ice Screamer
キャンドルヘッドは、頭に立ったろうそくがとにかく目立つ少女レーサー。
誕生日ケーキやアイスクリームを連想させるデザインで、カートはIce Screamerだよ。
カートから出る排気を使ってチェリー型の爆弾へ火をつける描写もあり、「ろうそく」という本人のモチーフが走行シーンにもつながっているのが面白いところ。
日本語吹替は黒沢かずこさん。
名前、見た目、車まで一つのテーマでつながっているので、レーサーの中でも特に覚えやすい一人だね♪
ランシス・フラッガーバター|Kit Kart
ランシス・フラッガーバターは、ブロンドの髪を持つ少年レーサー。
チョコレートやピーナッツバター系のお菓子を思わせるデザインで、カート名はKit Kartだよ。
車体にもチョコレート菓子を思わせる要素がたっぷり。
甘そうな見た目なのに、車として見るとオフロードレーサーのような力強いシルエットになっているのが特徴なんだ。
日本語吹替は大島美幸さん。
ランシスは鏡を気にするような仕草も見られ、少しキザな雰囲気を感じさせるキャラクターでもあるね。
クランベリーナ・ディ・キャラメロ|Tira-Missile
クランベリーナ・ディ・キャラメロは、ティラミスやチョコレート系スイーツを思わせるレーサー。
カートはTira-Missileだよ。
「ティラミス」と「ミサイル」を組み合わせたような語感で、スイーツのかわいらしさとレーシングマシンらしい速さを一度に感じさせる名前だね♪
ピンクや赤など明るい色のレーサーが多い中、クランベリーナはブラウン系を中心とした少し落ち着いたデザイン。
日本語吹替は箕輪はるかさんが担当しているよ。
車体も低く構えた形なので、かわいいだけでなく「ちゃんと速そう」に見えるのがポイントなんだ。
ジュビリーナ・ビンビン|Cherriot
ジュビリーナ・ビンビンは、チェリーをモチーフにした赤系の少女レーサー。
カート名はCherriotだよ。
チェリーを意味する「Cherry」と戦車・二輪戦車を連想させる「Chariot」を掛け合わせたような、いかにも『シュガー・ラッシュ』らしいネーミング。
日本語吹替は村上知子さんだよ。
赤い髪やチェリーのデザインとカートのテーマがきれいにつながっているから、一度関連付けるとかなり覚えやすいレーサーだね。
グロイド・オレンジボア|Kernel
グロイド・オレンジボアは、オレンジ色を中心とした少年レーサー。
キャンディコーンやカボチャを思わせるデザインで、少しハロウィーンっぽい雰囲気もあるよ。
カート名はKernel。
キャンディコーンのような尖った車体とカボチャ風のパーツが組み合わされていて、「お菓子でできた車」という設定が特に分かりやすい一台なんだ。
日本語吹替は近藤春菜さんが担当しているよ。
スノワナ・レインボー|Fro Cone
スノワナ・レインボーは、カラフルでふわっとした髪が目を引くレーサー。
モチーフはスノーコーン系の冷たいデザートだよ。
専用カートはFro Cone。
「Fro」と「Cone」を組み合わせた名前になっていて、スノワナの特徴的な髪型までネーミングへ取り込まれているように見えるんだ。
『シュガー・ラッシュ』は名前のダジャレまでキャラクターデザインの一部になっているから、英語表記を見てみると新しい発見が多いよ♪
アドラビーズル・ウィンターポップ|Ice Rocket
アドラビーズル・ウィンターポップは、その名のとおり冬を連想させるレーサー。
白や青など寒色系の配色が特徴で、カートはIce Rocketだよ。
ケーキ、イチゴ、チェリーのような暖色系スイーツが目立つ世界で、氷や冬をテーマにしたキャラクターが入ることで画面全体の色彩にもメリハリが生まれているんだ。
レーサーを一覧で見ると、こうした「色の役割」まで考えられているように感じられて面白いよ♪
スウィズル・マラキー|Tongue Twister
スウィズル・マラキーは、緑色の髪と青系の衣装が印象的な少年レーサー。
ねじれた棒キャンディを連想させるデザインで、専用カートはTongue Twisterだよ。
車体もカラフルで、直線的というより「くるくる」「ねじねじ」としたキャンディの楽しさが伝わってくるデザイン。
レーサー自身の見た目と車が同じテンションで作られているから、背景に映っていても意外と見つけやすいよ。
ミンティ・ザキ|Veloci-Wrapper
ミンティ・ザキは、緑色を基調としたミント系レーサー。
カートはVeloci-Wrapperだよ。
車体そのものがキャンディの包み紙を思わせる形になっていて、白と緑のミント風ホイールも特徴的。
名前の「Wrapper」が包み紙を意味するため、お菓子を包む素材そのものをレーシングカーへ変えている発想が面白いよね♪
ただし、日本で『シュガー・ラッシュ』を見た人がレーサー一覧を調べると、ここで少し混乱しやすいんだ。
その理由が、次に紹介するミンティ・サクラだよ。
ミンティ・サクラとミンティ・ザキは何が違う?
結論からいうと、ミンティ・サクラは日本版で確認できる特別なレーサーで、ミンティ・ザキに対応する差し替えキャラクターとして登場するよ。
海外版のレーサー一覧と日本で見た映画の印象が違っても、不思議ではないんだ。
ミンティ・サクラは日本向けのデザイン
ミンティ・サクラは、緑色の髪とピンク系の和風デザインが特徴。
「サクラ」という名前どおり、日本をイメージさせる要素が加えられているよ。
一方のミンティ・ザキは、よりミント菓子やキャンディを前面に出したデザイン。
つまり完全に無関係なレーサーが一人増えたというより、日本版でキャラクター表現に変更が加えられていると理解すると分かりやすいんだ。
カートについては、ミンティ・サクラもVeloci-Wrapperを使用する姿が確認できるよ。

ここは今回の記事で特に整理しておきたいポイント。
「ミンティ・サクラがいるならレーサーは13人?」と思いやすいけれど、日本版と通常版に同じ条件で同時に13人いる、と単純に足し算するのは正確ではないんだ。
レーサー人数を数えるときは、
- 通常版の主要キャラクター
- 日本版での差し替え
- 背景などで確認できる色違いキャラクター
を別々に整理するのが一番分かりやすいよ♪
色違いレーサーは誰?主要12人との違いを解説
『シュガー・ラッシュ』の世界には、主要レーサー以外にも既存キャラクターとよく似た姿を持つ色違いレーサーが確認できるよ。
英字表記では、Citrusella Flugpucker、Torvald Batterbutter、Sticky Wipplesnit、Nougetsia Brumblestainなどの名前で知られるキャラクターたちだね。
日本語のカタカナ表記には揺れがあるため、名前を詳しく調べたいときは英字表記も一緒に覚えておくと混乱しにくいよ。
たとえばCitrusellaはジュビリーナに近い造形、TorvaldやStickyはミンティ系、Nougetsiaはアドラビーズル系の姿をしている。
物語の中心人物として長い会話シーンがあるわけではないから、初見では気づかなくても当然なんだ。
でも私は、こここそ『シュガー・ラッシュ』が本当に「ゲームの世界」に見える理由のひとつだと思う。
実際のゲームでも、似たモデルや色違いのキャラクター、バリエーション違いのマシンが並ぶことがあるよね。
主役だけを作り込むのではなく、背景にいるレーサーまでゲームの住人らしく設計することで、画面の奥にも世界が続いているように感じられるんだ。
映画を見直す予定があるなら、レース開始前やレーサーたちが集まる場面で画面の端にも注目してみて♪
「この子、ミンティに似てる!」と気づけると、2回目以降の鑑賞がぐっと楽しくなるよ。
キャンディ大王もレーサー?正体のターボとヴァネロペとの関係
キャンディ大王は「シュガー・ラッシュ」を統治している王であると同時に、カートを操るレーサーでもあるよ。
ただし、彼をほかのレーサーと同列に考えるだけでは、このキャラクターの本当の重要性は見えてこないんだ。
ここからは映画終盤の重要な内容に触れるよ。
キャンディ大王の正体はターボ
キャンディ大王の正体は、かつて別のレースゲーム「ターボタイム」でスターだったターボ。
ターボは自分がゲームセンターで一番注目される存在であることに強く執着していたレーサーだよ。
ところが新しいレースゲーム「ロードブラスターズ」が入ってくると、客の注目がそちらへ移ってしまう。
ターボはそれを受け入れられず、別ゲームへ入り込んでまで自分を目立たせようとしてしまうんだ。
その結果、ゲームの世界には「ターボする」という言葉まで残ることになる。
つまりキャンディ大王は、単なる「悪い王様」ではないよ。
誰よりもレーサーとして注目されたかった人物が、その執着を捨てられないまま別のゲームへ入り込んだ姿なんだ。
レーサー一覧の中にキャンディ大王を入れて考えると、この物語が「レースをめぐる二人の対照的な生き方」を描いていることも見えてくるよ。
なぜヴァネロペをレースへ出したくなかったの?
キャンディ大王は表向き、ヴァネロペのグリッチによって「シュガー・ラッシュ」が危険になるという理由を語る。
ラルフも一度はその話を信じてしまうよ。
ところが物語が進むと、ヴァネロペがレースを完走することこそキャンディ大王にとって都合が悪いと分かってくる。
ターボはゲームのコードへ干渉し、自分がキャンディ大王であるかのように世界を書き換えていたんだ。
そしてヴァネロペには、もともと「シュガー・ラッシュ」の中心に関わる重要な立場があった。
だからレースはヴァネロペにとって、単に「1位になりたい」という勝負ではないよ。
自分が本当は何者なのかを取り戻すためのレースでもあるんだ。
ここまで分かった状態で序盤のレーサーたちを見ると、ヴァネロペだけがなぜ異常なほど排除されているのか、その意味が一気につながるよ。
シュガー・ラッシュのカートはなぜ個性的?デザインを考察
『シュガー・ラッシュ』のレーサーを覚えるなら、私はキャラクターより先にカートを見てもいいと思っているよ。
それくらい一台ずつ個性が強いんだ♪
タフィタのPink Lightningはイチゴ系。
キャンドルヘッドのIce Screamerはケーキやアイス系。
ランシスのKit Kartはチョコレートやピーナッツバター系。
ジュビリーナのCherriotはチェリー系。
グロイドのKernelはキャンディコーン系。
同じ「お菓子の車」でも、テーマがほとんどかぶっていないんだ。
お菓子なのに本物の車っぽく見える
さらに面白いのは、単にお菓子へタイヤを4個付けただけではないこと。
低い車体、前後で異なるタイヤサイズ、スポイラー、排気管など、レーシングカーらしいシルエットがしっかり意識されているよ。
制作段階では自動車の組み立て工程についても研究され、実際の車両製造の現場を参考にしながらカート工場の表現が作られている。
さらに、お菓子で車を作る世界観を表現するため、菓子作りの現場についてもリサーチが行われたんだ。
だからカート工場の場面を見ると、「お菓子の工場」と「自動車の組立工場」が自然に混ざり合っている。
見た目は夢いっぱいなのに、工程にはどこか本物らしさがあるんだよね。
私はテーマパークのセットを見るときも同じなんだけれど、ファンタジーを本物らしく感じさせるのは、意外と現実世界の細部だと思っているよ。
キャンディ・カートも、形や製造工程に現実の車らしさがあるからこそ、「本当にゲームの中を走れそう!」と感じられるんだ♪
シュガー・ラッシュのレーサーから何が見える?デザインと物語を考察
私がレーサー一覧を見比べて一番面白いと感じるのは、名前・色・スイーツ・カートの4つが一つのキャラクター設定として連動していることだよ。
ジュビリーナなら赤、チェリー、Cherriot。
グロイドならオレンジ、キャンディコーン、Kernel。
スノワナならカラフルな髪、スノーコーン、Fro Cone。
名前を忘れていても、「チェリーの子」「キャンディコーンの子」とモチーフから逆引きできるほど分かりやすい。
これはたくさんのレーサーを短時間で観客に見せる映画として、とても合理的なデザインだと私は思うんだ。
一人ずつ長い自己紹介をさせなくても、見た瞬間にその子だけの個性が伝わるからね。
ヴァネロペだけ「完成していない」ことに意味がある
そしてレーサーを一覧で比較すると、ヴァネロペだけがかなり特殊なことにも気づくよ。
ほかのレーサーは最初から専用テーマのカートを持っている。
タフィタにはPink Lightning、ランシスにはKit Kart、クランベリーナにはTira-Missileがある。
ところがヴァネロペは、自分で作ったペダル式のLickety-Splitから物語を始めるんだ。
しかも、その車すら壊されてしまう。
周囲のレーサーが「完成したゲームキャラクター」としてスタート地点に立っている一方で、ヴァネロペだけは自分の車も居場所も一から作り直さなければならない。
私はこれ、かなり重要な視覚表現だと思うよ。
そしてラルフと作ったキャンディ・カートも、ほかのレーサーの車ほど整然としてはいない。
でもその不格好さこそがヴァネロペらしい。
完璧な形に直してもらって仲間入りするのではなく、いびつなまま自分だけの走り方を見つける。
グリッチについてもまったく同じなんだよね。
欠点を消したから主人公になれるのではなく、その特徴を含めて自分の力に変えていく。
レーサーとカートを一覧で比べると、『シュガー・ラッシュ』がヴァネロペをどう描いているのかまで見えてくるんだ。
ターボとの対比も「レーサー」で見ると分かりやすい
もうひとつ、私が面白いと感じるのがターボとの対比。
ヴァネロペは「レースへ出たいのに出させてもらえないレーサー」。
一方のターボは「自分が一番でなければ納得できないレーサー」だよ。
どちらもレースへの思いが強いキャラクターなのに、その方向は正反対。
ヴァネロペは自分の居場所を取り戻そうとする。
ターボは他人の居場所まで奪って、自分が中心であり続けようとする。
だから『シュガー・ラッシュ』のクライマックスがレースを中心に展開するのは、単に舞台がレースゲームだからではないと私は考えているよ。
走ることが、それぞれのキャラクターの「自分は何者なのか」を示す行動になっているんだ。
かわいいキャンディの車を追いかけているだけでも楽しい作品だけれど、レーサー同士の立場まで比べると、物語がもう一段深く見えてくるよ♪
まとめ|シュガー・ラッシュの主要レーサーは12人!カートにも注目しよう
『シュガー・ラッシュ』で押さえておきたい主要レーサーは、ヴァネロペ、タフィタ、キャンドルヘッド、ランシス、クランベリーナ、ジュビリーナ、グロイド、スノワナ、アドラビーズル、スウィズル、ミンティ・ザキ、キャンディ大王の12人だよ。
さらに日本版ではミンティ・サクラが確認でき、主要キャラクターに似た色違いレーサーも存在するため、一覧によって人数や名前が違って見える場合があるんだ。
カートにもPink Lightning、Ice Screamer、Kit Kart、Tira-Missile、Cherriot、Kernel、Fro Cone、Ice Rocket、Tongue Twister、Veloci-Wrapperなど、それぞれのスイーツモチーフに合わせた個性的な名前が付いているよ。
そして物語の中心にいるヴァネロペは、最初から完成されたレーサーではない。
手作りのLickety-Splitを壊され、ラルフとキャンディ・カートを作り、自分を欠陥扱いする理由だったグリッチまで走りの武器へ変えていくんだ。
次に『シュガー・ラッシュ』を見るときは、ぜひ背景にいるレーサーとカートまで追いかけてみてね♪
「あれはジュビリーナのCherriot」「こっちはランシスのKit Kart」と見分けられるようになると、今まで背景に見えていたレース場が、たくさんの個性を持ったレーサーが暮らすゲーム世界に変わって見えるよ。
よくある質問
シュガー・ラッシュのレーサーは全部で何人?
映画で押さえておきたい主要レーサーは12人と整理すると分かりやすいよ。
ただし日本版のミンティ・サクラや色違いレーサーまで別キャラクターとして数えると人数が増えるため、「どこまで含めるか」で数字が変わる点には注意してね。
ミンティ・サクラとミンティ・ザキは同じキャラクター?
完全に同じデザインではなく、ミンティ・サクラは日本版でミンティ・ザキに対応する形で登場するキャラクターだよ。
そのため通常版と日本版の画像を比べると、レーサーの姿が違って見える場合があるんだ。
ヴァネロペのカートの名前は何?
序盤にヴァネロペが自分で作っていた手作りカートはLickety-Split。
その車が壊されたあと、ラルフとカート工場で新しいキャンディ・カートを作り、レースへ挑むよ。



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